「ひたむきに生きて-永嶋暢子と女性解放運動-」 あらすじと全体印象

ひたむきに生きて-永嶋暢子と女性解放運動-

日時: 2023年9月22日、9月23日

場所: 八戸市公会堂文化ホール

■「ひたむきに生きて-永嶋暢子と婦人解放運動-」上演までのいきさつ

2023年6月末だったか、突然、弟から連絡があり、私を探している人物が八戸にいる、ついては電話番号を聞いているので電話をして貰えないかとのこと、そこで電話したところ、劇団やませの「演出・脚本」の佐々木さん当人と連絡がとれて話が弾み、一気に進行しました。
劇団やませ https://yamase.mimoza.jp/

■地元出身者の評伝劇とは、褒めすぎてもしらけるきらいがあり、難しい

相京が舞台回しになり、八木秋子の個人通信発行という「場と時」を設定し、そこから地元の「永嶋暢子と岩織政美」を浮き彫りにする引き算的手法は、私たちによく似合っています。私としては、その当事者4人の一人として、「それらしき場面は当時も意識してその人たちの歴史を刻もうと思っていた」から、物語や劇として成立する可能性があること自体、不思議でもありませんでした。ただ、それが八木秋子没後40年の今年に、こんな早く実現するとは驚きました。形になるのは数十年後、それ以上かも知れないと思っていたからです。

このような劇をつくっていただき、八木秋子も、永嶋暢子も、そして地元で調べ上げ、何冊もの本を作った市会議員の故岩織政美さん、青年相京も喜んでいるに違いありません。

あらためて「劇団やませ」と「会場に来てくださった皆さん」に御礼申し上げます。

では、八戸の劇のあらすじと全体印象、お伝えします。玄條網「永嶋暢子2」をご覧ください。