婦女新聞 松飾りに寄す
ふと、「日本の古本屋」の検索コーナーで「八木秋子」を検索してみました。すると1931年(昭6)「婦女新聞」に八木秋子が執筆しているとの情報が載っていました。1931年といえば、いまから94年前ということで、そんな古い時代のものが残っているだろうかと思いつつ、注文しました。

届いたものは本物で、週間婦女新聞 第千五百九十五號 昭和6年新年號、発行人「福島四郎」とありました。八木秋子の書いたものは「松飾りに寄す」でした。


これは「あるはなく」第9号に掲載されています。
https://gennan.sakuraweb.com/aruhanaku/vol-09/
ところが、八木秋子著作集Ⅲ『異境への往還から』の著作目録には婦女新聞ではなく「婦人新聞」と校正ミスがありました。

そのため、この玄南工房でも「婦人新聞」となっていました。
訂正しました。
スミマセン
ところで、9月15日は西川祐子さんの誕生日と、なくなってから知りました。
そして、9月16日は大杉栄、伊藤野枝、橘宗一が殺された日です。
9月は「苦」の月とこれまで書いてきましたが、八木秋子、西川祐子さんの誕生日の月でもあったのですね。