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15(月)
8月15日(月)
一昨日、相京〔範昭〕君が私のパンフレット『あるはなく』第1号(1977.7)が刷れて、30部程養育院へ届けて下さった。 体裁はさながら教会の通信類と同じ。どんなに薄っぺらで、表紙もなく、奥付もない貧弱なパンフレットでも、これは最初から相京君が骨折って世に出して下さったもの。読んでみると、私の気になっていた、テープの写しとしては断片的な、そして浮いている感じがわりに少なく、少し筆の走りが早いくらいなことで ガマンできる。私も養育院に入所してから、とにかくこれだけの仕事をなし得た、という感謝と満足が、私を落ち着かせる。
なかなかよい。
養育院 各寮、病院.pdf